11/9(月)に社内研修を行いました。
今回は、「ボディメカニクス研修2級(担当講師:小野寺先生)」について、
実技を中心に学びました。
前回の「ボディメカニクス研修3級」で学んだボディメカニクスの原則をもとに、
その応用を学びます。
利用者さんを起こす場面、寝ている利用者さんを上方に移動させる場面、
車椅子からベッドに移動させる場面など、
さまざまなシチュエーションを想定して、より実践的な実技を行っていきました。
ベクトルの法則やてこの原理などを利用したり、
手の指の形や姿勢などのポイントを押さえるだけで、
とても楽に介助ができることを実感しました。
また、ごみ袋やタオルなど介護現場ではどこにでもあるような道具を使った介助も学ぶことができ、
より負担の少ない介助を体験できました。
利用者さんを無理矢理動かそうとするのではなく、
“人間の自然な動き”を作るように動かすことで、
利用者さんにとっても苦痛や不快感が少ない介助になります。
研修では参加者が利用者さん役をやることもあるので、
介助を受ける利用者さんの気持ちも理解することができます。
研修中に、参加者それぞれが現場で抱えている移乗介助の悩みについて、
担当講師の小野寺先生が聞いてくれ、解決策を教えてくれました。
現場で介助が難しい利用者さんがいて困っている方は次回のボディメカニクス研修に参加してみてください☆
今回の研修では6時間ずっと実技を行っていましたが、
腰や膝の痛みなど体調の変化を訴える人は誰もいませんでした。
身体に負担をかけない介護を体得する有意義な時間となりました!
次回の研修は、12/18(金)『ターミナルケア(担当講師:奥 玲子先生)』です。
ぜひご参加ください☆彡