帰宅願望、、、、再び、、、、wwwww
前回の関連記事です~https://www.sun-line5050.co.jp/blog_single?pid=1452
帰宅願望について以前書きましたねーーーー
実は帰宅願望と徘徊って似ているんですよ。
徘徊には目的があることが多く、なぜ徘徊するのか を理解するには、基礎となる知識や一定以上のコミュニケーション能力などが必要で、その点、 帰宅願望は徘徊よりも理解しやすいです、、、、、、
徘徊は様々な原因を広い視野で考える必要がありますが、帰宅願望は既に「帰りたい」という欲 求を本人が述べている分なぜ帰りたいのか?と推測する範囲は徘徊よりも限定されているからなんデスねー
「帰りたい」という思いは依然述べたように 単純に「自宅に帰りたいから」とは限らず、昔住んでいた家だったり、自分が一家の中心であった頃の家族関係も含めた「家」に帰りたいという思いだったり と、いろいろな可能性があります!!!!!
場所としての「家」を求めているのか、自分が必要とされる場 所を求めているのか、凝り固まった考えではなく、本人の心情に自分を重ね合わせて考えてみる必 要があります。
そのためのコミュニケーションなんですね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
帰りたいという訴えを表面的に捉えるのではなく、裏にある高齢者の本心を考えることが必要で帰りたいという言葉の裏には、ここに居たくない、落ち着かない、安心できるところへ行きた いなどの心理が潜んでいると思われ、不安や孤独感によって落ち着いていない状態が原因で
それをコミュニケーションによって不安や孤独感を緩和することが可能になり必要となってくるんです( ..)φメモメモ
その人の気持ちに合わせて会話の内容を工夫し、本人がここに居たいと思って もらうような時間を増やすことが必要になってきます( ゚Д゚)
つまり
「会話を工夫しましょう!」
ということになります( ..)φメモメモ
例えば
唐突に「なんで帰りたいんですか」などと聞くのではなくて、「どうしましたか、どこに行きますか」など本人の状態に合わせて気分を損ねないように聞いてみてみればご本人の返答の中から、帰りたい原因がわかるかもしれません( `―´)ノ
帰宅願望の原因として「誰も自分のことをわかってくれない」「ここには自分のいる場所がない」と不信感や孤独感を持つ場合があり、
「あなたのことを大事に思っている、信頼している」と 感情を伝えることで、真意をくみ取れる場合があります。!!!!
(これは認知症でなくとも皆伝えてもらったらうれしい感情ですよね、、、
自分がしてっもらってうれしいことをしましょう。。。。。)
誰しも話したいとき、話したくない時、理解できる話し方とできない話し方、何を言っても耳に入らない 時があるので自分のタイミングではなく相手が今どの状況かを考えて接することが必要なのです!!!!!!
事前に家族から本人の昔の趣味や生活習慣を聞いておき、好きなことや熱中したことを話題にして声をかけ、楽しそうに話をしだしたら、色々と質問したり、尊敬しながら話を聞いてみると人は誰しも昔のことを話すのが好きなため、相手を気持ちの良い気分にさせます(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
仕事の内容を調べておき、仕 事の話題について触れてみるも効果的で特に男性の場合は、仕事に没頭していた方が多いので、仕事の話題について色々と話を聞いてみると、とても丁寧に教えてくれることがあり、人に話をきいてもらうだ けでここにいてもいいんだなという気持ちになり落ち着いてくる方も中にはいらっしゃいます。。。。。。。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
また、帰宅願望の原因として、自信が喪失している場合があり自分は役にたたない人間だからこ こにいてはいけないとかここには居場所がないとか思ってしまい帰りたいと思うように、、、、、、、
褒めたり、お礼を言ったりして存在自体を承認することで、自信を 取り戻し、ここにいてもいいんだなと思ってもらうことが必要になってきます( `―´)ノ
必要とされていると感じさせる関わりが帰宅願望を 減らすことにつながってくるのです!!!!!
帰りたいという理由の 1 つとして、やることがないとか、ここにいる理由がわからないとか、自分がここにいる理由を理解していないことによる不安定さということも理由にあり
この場合は、すぐに忘れる かもしれませんが、丁寧に何度も予定や計画を説明して、やることを明確にすることも安心なったりも、、、、、、
さて、帰りたいと訴えている高齢者は、心理的にもとても不安定で、他者に対しても信頼がおけない状況で、できるだけ信頼関係ができている職員と2人きりになれるような場所で会話をしたり突然に声をかけるのではなくてトイレに行く時に声をかけたり食後に席から立ち がる時にちょっと声をかけたりと、本人の行動に応じてタイミング良く会話するとよいみたいです( *´艸`)
帰りたいという訴えは、私にかまってほしいという心理の表れともとれるので
孤独や寂しさを緩和するために、できるだけ多くの時間をかけて会話を したり、触れ合うことは必須なのです。。。。。。。。。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
逆に職員側の都合だけで高齢者の疲労度や気分を無視してただ会話量を増やしてしまうと逆効果です。余計に混乱しちゃうため。コミュニケー ションや会話の頻度や時間は、高齢者の状態に応じて調整することが必要です(‘ω’)
会話をするだけでなくそばにいたりスキンシップをとったりなど、言葉以外の方法でかかわりを持つことも必要で認知症も重症になってくると、言葉を理解することが難しく会話自体がうまくいかず、ストレスになってきます。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
難しい言葉や、長い文章の会話をするのは控え言葉以外の交流を多用するようにするといいかもです(‘ω’)
認知症の場合は、感覚が鋭敏になっていて感情豊かのため言葉によらない アイコンタクトや表情による交流やスキンシップ、心理的な安定や、信頼関係を作る上で有効な場合が出てくる
ということです( ..)φメモメモ