10/5(月)に社内研修を実施しました。
今回は「ボディメカニクス研修3級(担当講師:小野寺先生)」について、
実技を中心に学びました。
まずは、『ボディメカニクスの原則』の確認から講義が始まりました。
・利用者さんを小さくまとめる
・支持基底面積は広くとる
・重心は低く、背筋を伸ばす
・利用者さんを水平に手前に引く(立つ・座る時の動き方)
・大きい筋肉(広背筋や腹直筋など)を使う
上記は一例になりますが、この原則を意識して介助を行います。
ボディメカニクスを使っている78歳の方は、
今でも90kgの利用者さんのトランスができ、腰痛の症状もないそうです!
腰痛の原因となる動作は、主に下記の3つです。
■前かがみになる(20度以上)
■捻る
■持ち上げる
介助時は、この3つの動作に注意して下さい。
また大きい筋肉(広背筋・腹直筋・大腿四頭筋など)を使う事も腰痛予防に効果があります。
大きい筋肉を使えるようにする為の手や指の使い方、紐を使った介助、
また、骨の部分・肉の部分を持った時の力の入り方など、
ポイントを押さえるだけで、とても楽に介助をする事ができるようになります!
(どんな事をするのかは研修にご参加いただき、ぜひ体験してみてください☆)
利用者さんを動かそうとするのではなく、
自分がどう動いたら利用者さんが動きやすいのかを考え、
少しでも自然な動きで動けるように”きっかけ”を作ってあげる事が、
介助をする上で、大切だと学びました。
次回の研修は、11/9『ボディメカニクス研修2級』です。
3級で学んだ基礎を元に、応用編を教えていただきます!
ぜひご参加下さい!